現代の日本は、少子高齢化に伴い、総人口の減少や労働人口の低下、GDPの伸び悩みなど、様々な悩みを抱えております。
その改善をするために、今の日本に眠っている力として女性の存在がとても大きいと考えられており、働きたくても働けない女性が活躍するだけで、日本のGDPは4%伸びるそうです。
しかし、現状では保育園などのインフラが充実していないこともあり、預けることができない、時短でしか対応できないといった事情で正社員を退職せざるえない女性が非常に多く見受けられます。
また、この問題が解決したとしても、今後企業が成長していくためにも女性が結婚、出産を経験した後での長期的視点を持ってキャリアに挑戦していくことは企業側にとっても、女性側にとっても「変化に対応する力」と「本当の覚悟」が必要だと私は考えております。
実際に私自身も結婚、出産を経験し、今までの働き方からは想像できない出来事に直面することや自分と葛藤することが続きました。
女性がキャリアを積んでいくことや市場で活躍することは簡単なことではないことは頭では理解していましたが、実際に自分が体験し、様々な出来事を痛感していく中で、「女性はライフイベントがあっても、長期的視点を持って、ライフワークシナジーを実現するべきだという思いと企業や働く女性が変化をしながら企業を成長させていく過程をサポートしたいという思いで独立することを決めました。
昨今では「女性活用」や「女性雇用率30%」、「女性役員の配備」など女性の活用を強く歌ってはおりますが、言葉だけが先走りし、本来の意味とは違った形で捉えられているケースも少なくはありません。
女性には結婚、出産、子育ての他に今後は介護というワードがついて周り、思いとは裏腹に非常に困難な状況に直面していることは事実です。
そんな女性に対して少しでも私の実体験を提供したり、企業側にも働く女性の組織化や適応するための見識を少しでもいいので提供していく仕事をしていきたいと思います。